ウレタン紹介 - ウレタンの特徴いろいろ
軽量
ウレタンはシャボン玉の泡(セル)がいっぱい繋がったようなカタチをしています。
つまりほとんどが空気でできているようなものであり、同じ容積の他の材料と比較して軽量です。
クッション弾性
ウレタンは泡(セル)の集合体です。泡の一つ一つがバネの役割をすることによってクッションの役割を果たします。このバネの硬さを変えるとクッション弾性を調整することができます。
吸音・防音
「音」がウレタンにぶつかると、「泡の部屋」の中で反射し相殺されたり、泡の部屋の壁にあたって消えたりします。この原理によりウレタンは音を吸収します。
吸水
一般のウレタンは水を吸い込むのに何時間もかかります。しかし、細かい場所に入り込もうとする水の性質を活かしウレタンの泡(セル)を細かくすると不思議と水はウレタンの中に吸い込まれます。
難黄変
一般的なウレタンは、紫外線などの影響で黄色く変色しやすい性質があります。(いわゆる黄変。) 外観上黄変が嫌われる用途には、独自の特殊な技術により変色しないウレタンを提供しています。
衝撃吸収
ウレタンは泡(セル)の集合体です。泡の一つ一つがバネの役割をするため、ものがぶつかったときに衝撃を吸収します。
断熱
ウレタンに熱がぶつかると、熱は泡の部屋を何個も通らなければなりません。そのため徐々に熱の力が弱くなり反対側にいけなくなる原理です。
伸縮
原料の樹脂そのものに伸縮性の良いものを使うことにより、一般的なものより伸縮性の高いウレタンを作ることができます。この伸縮性の高いウレタンは、現在直接肌に触れる用途に利用されることが多いため、より安全性に配慮し各種テストも実施しています。
低反発
もともと低反発ウレタンは、「人肌のモチモチ感に近いもの」をつくる目的で開発されました。原料の樹脂自体に一般的なものより柔らかく反発性が低いものを使い粘性を上げているため、低反発ウレタンは、独特な肌触りと大きな衝撃吸収性を持っています。