ウレタン紹介 - ウレタンの加工法いろいろ
スキ・タチ
60mもある大きな柱状のウレタンは、まず用途に合わせてカットされます。
全ての加工の基となるのが、「スキ・タチ」です。
ウレタンはカットする方向により、加工名称もかわります。
・スキ・・・水平方向にスライスすること
・タチ・・・垂直方法に切ること
・アンギュラー・・・斜めにカットすること です。
プロファイル
表面を波型(凸凹)にカットする加工法です。
波型にすることで通気性が増したり、マットレスにした場合に体圧分散の効果が発揮されます。
凸凹の幅や溝の深さを変えることも可能です。
表面積を増やし音をたくさん吸収する機能も持ち合わせています。
ピーリング
丸型のブロックウレタンから、かつら剥きのように連続で薄いシートを鋤いていく方法です。除膜したウレタンフォームのシートを作るときに用いられます。
CFカット
コンピュータでプログラミングした特殊な刃で自在に方向を変化させ、ブロックのウレタンをカットする方法です。複雑な曲線も加工可能になります。
プレス抜き
クッキーの型抜きのように、プレス板にセットした型でウレタンを打ち抜く方法です。
グラインダー
回転する砥石(といし)でウレタンフォームを削り取る加工法です。
ウレタンにきれいなカーブをつくることができます。
接着
特殊な接着剤で、異なる種類のウレタンをくっつけることができます。
2種類以上のウレタンを接着することにより様々な機能を持たせることが可能です。
モールド
たい焼きの片面のように作りたい形の金型を準備し、発泡前のウレタンの原料を注入して、型の中で発泡成型する加工法です。
3次元の形状を作ることができます。