サプライチェーンマネジメント
基本的な考え方
イノアックは、環境問題や人権・労働問題への対応、カーボンニュートラルの推進、自然災害リスクへの備えなど、社会環境の変化を踏まえ、「調達基本方針」を改訂しました。また、「サプライヤーCSRガイドライン」を2024年10月に策定しました。これらをお取引先さまへ周知し、サプライチェーン全体でのCSR推進に取り組んでいます。また、「グリーン調達基準」に基づき管理物質や紛争鉱物への対応を徹底するとともに、関連法規制を遵守し、新規お取引先さまにはガイドラインへの同意をいただいています。さらに、一部のお取引先さまとはSAQを通じて、継続的な改善と発展を目指しています。
調達基本方針
イノアックグループは、変化する社会環境、顧客のニーズに対応すると共に、基本理念や行動指針、法令遵守、人権尊重といった会社方針や考え方を踏まえ、持続可能な社会の実現に貢献していきます。この実現にむけ、以下の基本方針に基づき調達活動を進めてまいります。
- 公平・公正で誠実な調達活動の推進
国内外のお取引先様に対し、国籍、企業規模、お取引実績の有無を問わず公平・公正な参入機会を提供します。 - お取引先様との相互信頼に基づいたパートナーシップの構築
長期的なお取引を念頭に良好なパートナーシップを築くため相互の技術力、品質の維持・向上と共に相互繁栄に繋がるコミュニケーションの促進を進めます。 - 安全・品質の実現
消費者、顧客のニーズに応え、安全で高品質の製品をお届けするため、お取引様の選定にあたっては、品質、価格、納期、技術などの経済合理性に基づき、企業として社会的責任に対する取り組みなどを総合的に勘案します。 - 人権・労働への配慮※1
紛争鉱物※2に代表される人権・労働環境面で社会問題となり得るような資源・原料の使用を回避するため、人権・労働に配慮し、責任ある資源・原料調達を進めます。 - 環境に配慮した調達活動
地球温暖化対策としてカーボンニュートラル・脱炭素社会の実現を目指すとともに、資源循環や省資源化を実現する社会の実現、大気・水・土壌汚染の防止、水環境インパクトの低減、化学物質管理や多様な生態系が保護できることに配慮した調達活動の推進を行います。 - コンプライアンス遵守
イノアックグループのコンプライアンス関連諸規定に則り、社会規範、関連する法令およびその精神を遵守し、グローバル社会において信頼される良識のある活動を実施します。 - 適正な情報管理への配慮
調達活動によって得たお取引先様の機密情報および個人情報については守秘義務を遵守します。 - グローバル最適調達の推進
グローバル生産に対応した最適品質・最適価格を目指したグローバル調達活動を推進します。
※1 イノアックコーポレーションでは、「国際人権章典」や「労働における基本的原則及び権利に関する国際労働機関(ILO)宣言」をはじめとする人権に関する国際的な規範を支持し、自らの事業活動に関わる全ての人の人権を尊重する責任を果します。
※2 イノアックコーポレーションでは紛争鉱物調査において、一般社団法人電子情報技術産業協会(JEITA)責任ある鉱物調達検討会、一般社団法人 日本自動車部品工業会(JAPIA)、一般社団法人 自動車工業会(JAMA)を支持し、これらに基づき調査を行っています。
サプライヤーCSRガイドライン
本ガイドラインは、イノアックとサプライヤーの皆さまが、企業活動をCSRの視点で振り返り、さらなる向上に向けた明確な対応を進めていただくことを目的として、共通項目をまとめたものです。特に、取り組みが期待される7分野・28 項目を選定しました。
サプライヤーCSRガイドライン取り組みが期待される7分野
- 安全・品質
- 人権・労働
- 環境
- コンプライアンス
- 情報開示と管理・保護
- 事業継続計画(BCP)の策定
- 地域社会とのコミュニケーション

