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サーマックス

燃え広がらないから安心!

「燃えにくさの決めて」は、イソシアヌレート構造です。

サーマックスは熱に強いイソシアヌレート分子構造を多量に構成することで、高い防炎性を発揮します。
このイソシアヌレート分子構造の量を決めるのが、イソシアヌレートインデックスと呼ばれる指標です。

燃焼試験動画

イソシアヌレート分子構造図

イソシアヌレート分子構造

イソシアヌレート分子構造米国ではPolyiso、ヨーロッパではPIRと呼ばれています。
イソシアネートの3 量体(イソシアヌレート)とポリオールが反応してできるウレタンの結合体です。

イソシアヌレートフォームが圧倒的シェアを占める欧米製品のインデックスは250~300ですが、サーマックスは世界に先駆け、インデックス450を実現しました。
これにより、非着火性、防炎性(炭化して残存)を飛躍的に向上させました。

世界初!イソシアネートインデックス450を実現

イソシアヌレートフォームは世界標準の建築用断熱材です。

硬質ウレタンフォームは、断熱用途として1940 年代に誕生し、以来建築材料として広く採用されてまいりました。

1970年代に入り、耐熱性、防火性を高めるためアメリカで開発されたのがイソシアヌレートフォーム(PIR)です。

このイソシアヌレートフォームを採用したラミネートボードは、欧米では従来の硬質ウレタンフォームボードに替えて、今ではほぼ100%のシェアを持つ「世界標準」の断熱材料として広く認められています。

イノアックでは独自の研究開発を重ね、より高性能なイソシアヌレートフォームによる断熱ボードの開発に成功しました。それがサーマックスです。

サーマックス製品写真

サーマックスの性能

難燃性・断熱性・防水性を求めるならサーマックス

酸素指数26%を達成……炭化によって燃え広がらない

硬質ウレタンフォームは炎によって分解しやすく、可燃性ガスが発生するためよく燃えます。
しかしサーマックス独自のポリイソシアヌレートフォームは炎に接するとすぐに炭化を始めます。これにより炎の拡大、延焼を防ぎ、可燃性ガスの発生も最小限に抑えることができます。
また、酸素指数26%と燃えにくい特性を示すため、消防法の指定可燃物対象外となります。

燃焼実験

熱伝導率0.020W/m・k……持続する高い断熱特性

熱伝導率: 0.020~0.022 (W/m・k) と高い断熱性を継続的に維持します。

断熱持続グラフ

吸水量0.9g/100cm2……高い防水性

サーマックスに採用しているポリイソシアヌレートフォームは、独立気泡構造を持つ発泡素材であるため、水に濡れても吸水せず、耐水性が高い素材です。
また、アルミ面材を使用していることで、防水性・耐水性をさらに強化しています。

一体成形による高い遮熱性

表裏にアルミ面材を一体成形したタイプは、断熱性能に加え、遮熱性にも優れ、日射部位下でも効果を発揮します。

断熱材に求められるすべての性能を高い次元で実現した新世代の断熱ボード、それがサーマックスです。

他断熱材との比較

サーマックス
イソシアヌレート
フォーム
硬質
ウレタンフォーム
2種2号
フェノール
フォーム
1種2号
押出法
ポリスチレン
フォーム1種
繊維系断熱材
断熱性
防炎性 × ×
防水性 ×
耐熱性
強度 ×
耐候性
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