RL-C

  • 会員用サポート掲示板
  • お問い合わせページリンク

ホーム > 製品について

製品について

バリエーションのご紹介

下記3タイプのカーボン素材をご用意しております。

  1. ①「RL-C」- 熱硬化タイプ(熱プレス成形)*材料構成:カーボン+発泡体
  2. ②「RL-CT」- 熱可塑タイプ(熱プレス成形)
  3. ③「RL-CP」- 熱硬化タイプ(引抜き成形)

①「RL-C」- 熱硬化タイプ(熱プレス成形)*材料構成:カーボン+発泡体

「RL-C」= Rigid Light®-Carbonの略称

「RL」はイノアックが提供する高剛性複合体を表し、「C」はその主たる素材がカーボンであることを表しております。

「RL-C」の特徴

カーボンと発泡体の組み合わせにより、「軽い」、「強い」に加え、「加工しやすさ」と「コストダウン」を実現しました。
また「肉厚可変」などの成形も容易に行えます。

RL-Cの特徴

RL-C 剛性比較

曲げ試験(JIS K-7074) t0.7[mm]厚

  • 通常構成 3ply品: 69.4[GPa]
  • RL-C構成 2ply品: 62.4[GPa]

剛性には、天面、底面のCF織物 が主に寄与している。
☆中央部分を発泡体に置き換え⇒低コスト、軽量化

RL-C 剛性比較

加工のしやすさ

加工のしやすさ
設備
  • 「熱プレス機」で成形可能です。
  • 「オートクレーブ」や「真空成形機」は使いません。
形状

発泡層が段差や偏肉部分を吸収し、自由な肉厚製品の成形が可能になります。
ロゴ部分や相手物の逃げ部分を設計されても裏面はフラットなままの外観に仕上げられます。

コストダウン

構成
  • 従来のCFRPでは、製品厚みの調整には、高価なカーボンプリプレグを何枚も積層する必要がありました。
  • 従来、部分的な厚肉には、サイズの異なるプリプレグの正確な積層も不可欠でしたが 「RL-C」では、内側の発泡体が金型内を
    自動的に追従し、成形できます。
  • カーボンプリプレグの使用量が抑えられ、コストダウンになります。
コストダウン      

他特徴

物性
物性

「RL-C」の販売形態

  1. プリプレグ販売
    熱硬化性のマトリクス樹脂を含浸した「プリプレグ」(カーボン&発泡体)を販売いたします。
  2. 板販売
    熱プレスで板形状にした形態での販売をいたします。
  3. 製品形状
    ご相談により、製品形状での販売をいたします。
  4. 技術指導
    お客様のご要望に応じ、金型要件、成形条件、構成検討などのお手伝いをいたします。
    弊社技術担当者を派遣することも可能です。(別途費用が発生します)

②「RL-CT」- 熱可塑タイプ(熱プレス成形)

熱で曲げられるカーボン「RL-CT」

Rigid Light-Carbon Thermal=熱可塑性カーボンプリプレグ

「RL-CT」の特徴

熱で曲げられるカーボン「RL-CT」
「RL-C」シリーズの新商品「RL-CT」の成形をYouTubeでご覧いただけます。
物性
物性

「RL-CT」の新グレード(低融点モデル)

低温(150℃)での形成が可能なCFRTP易成形材料 ~ 低温曲げ加工のできるCF素材 ~

低融点モデル

③「RL-CP」-熱硬化タイプ(引抜き成形)

「RL-C」シリーズの新商品「RL-CP」

Rigid Light-Carbon Protrusion =引抜き材

「RL-CP」の特徴

樹脂押し出し時にガラスやカーボン繊維を同時成形するものです。

「RL-CP」の特徴

引抜き成形 採用事例

  • 鉄道関連 - 融雪設備部品(GFRP)
  • 太陽光パネル - 支持架台(CFRP)
  • 引抜き成形 採用事例